IKITEKUTEKU

煩悩 & 欲望 ジャーナル『IKITEKUTEKU』は、愛と金と欲望と…生きる術の研究&実践記。「煩悩と欲望」に向き合うメディアです。

精力がつくと言われているニンニクって、本当に精力つくのだろうか?|ニンニク、精力増強の成分のホント?

      2016/04/23


にんにく, 精力剤

ニンニクは、昔から、精力がある食材として知られていますね。ぼくも子供の頃から、ずっと「ニンニク=精力、元気」という刷り込みをされて育ってきた人間でした。

でも、実際のところ、事実としての根拠については、何も知らないのが現状です。「じゃあ、一体、ニンニクって、何なのだろうか? あれは迷信なの? 」

そんな素朴な疑問を解決すべく、徹底リサーチをして、ニンニクの秘密に迫ってみようと思います。結論から言えば、「ニンニクは精力のつく食材である!」ということは間違いないそうですが、その、精力、元気の源、分解して解析していくと、ぼくらの生活にもっと活かすと、もの凄いものだということがわかると思います。

そして、それを「どうやって」活かしたらベストな結果が得られるのか?その点についても、書いてみたいと思っています。

「ニンニク」は、なぜ「忍辱、仁肉」なのか? |精力を増強する食(成分)

ニンニクは隠語としての忍辱からきている説

ニンニクを漢字で書くとどうなるか? これ、知られるところでは、「忍辱」、と書くことができます。

忍辱? 何だか、凄い響きの音ですよね?
これは、どういう意味かと言いますと、
仏教の用語で言うところでは、
「どんな恥や苦しみも こらえて、心を動かさないこと」になるそうです。

これって、意味としては、正反対の印象を受けるものではないでしょうか。
だって、ぼくたちは、「どんな肉体をみても、心を動かされるそんな精力旺盛な人間になる!」のが目標なわけですからね。

禅寺には古くから「葷酒山門に入るを許さず(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)」という戒律があります。
これは、酒や葷(ニンニク、ネギ、ニラのような臭みのあるもの)を口にしたら、
お寺に入っちゃアカン! というものです。

では、どうして、ニンニクなのか? と言うと、こうです。

あるとき、とある僧が、「催淫性」やら「強精強壮性」の魅力、
つまり、ニンニクの魅力に負けて口にしたことがあったそうです。

それを見た人が、「あいつは、忍辱の足らんやつだ」と言ったか言わぬか…。
「あいつは、忍辱だ」とあだ名になったかならなかったか…。
とにもかくにも、「食材」→「忍辱が足らんやつが食べる材」→「ニンニク」と変化したわけですね。

つまり、ニンニクというのは、「隠語」というやつから発展した言葉だったのですね。

が、もう一説もあります。

こちらは、さらに古い時代にさかのぼって日本書紀の時代です。
実は、ニンニクとは「仁肉」と書く。

これは、仁=人の意味があるそうです。つまり、「人の肉」がニンニクなのです。
「人の肉」これは、「肉欲」を想像させるちょっとHな響きのある言葉でもあります。

ぼく個人としては、「人の肉を求める気持ちが、ニンニクである!」と表現できたら、
なんだか、ほっこりした嬉しい気持ちになっていいなあって思います。

ニンニクには、精力剤、強精剤としての効果はあるのか?

じゃあ、ニンニクには、本当に精力剤として、強精剤としての効能効果というものはあるのでしょうか?
というわけで、ニンニクの成分についてを少し述べてみたいと思います。

ちなみに、当ブログでも、何度か取り上げている
小泉武夫さんの『絶倫食』(新潮社)には、次のような記述があります。

(精力があるかどうか?)それは確実にあ るのです。それは、アリシンやスコルジニンという強壮作用を持つ成分があるからな のです。ニンニクには、呼吸作用、疲労回復、食欲増進 など、多くの効能の他に、不眠症、神経痛、冷え症にも効くことがわかっています。 アリシンやスコルジニンのほかに活性硫黄化合物や、さまざまなビタミン類がたっぶ りと含まれているためで、国籍を問わず、世界中の人々が大昔からスタミナ源として、 さらに薬用として重宝してきたのであります。

とあります。

では、ここで出てくる「アリシン」や「スコルジニン」という強壮成分とは、
何なのでしょうか?

アリシンとは?

アリシンというのは、「イオウ化合物の一種」で、にんにくの効能効果の軸になると言われる成分です。
ちなみに、にんにくの特徴ともなっている独特なニオイの源もこのアリシンなのです。

が、ニンニクという食材には、実は、アリシンは含まれていないのです。
ニンニクが含有している成分はアリシンの源となる「アリイン」成分のほうなのです。

そして、この「アリイン」なんと意外なことに無臭なのです。
が、しかし、この「アリイン」、「アリシン」を生み出す瞬間があります。

それが、ニンニクを切ったりおろしたりした瞬間ですね。

ニンニクを切ったりおろしたりするときに、アリイン細胞が破壊されて、
アリナーゼ酵素と反応することで、ついにアリシンが生成されるわけで、
その瞬間に、ニンニクも「くさいっ!」っていう臭いを発するのです。

たしかに、切らないニンニクって、臭くないですもんね。

わかりやすく表現すると、次のようになりますかね。

  • アリシンはイオウ化合物の一種
  • ニンニクの特徴ともなっている独特の臭いの素
  • ニンニクには、アリシンは含まれてない
  • アリインがアリシンを生む
  • ニンニクを切った瞬間に生まれるのがアリシン
  • ニンニクは切った瞬間、臭くなる

アリシンが持つ、その効能とは、どのようなもの?

何故、ニンニクが、「アリシン」という成分を分泌するのか?
と言えば、アリシンは、ニンニクの防御機能として働くという
作用を持っているからです。

ニンニクは植物ですが、植物にだって防御本能があるのです。

外注や細菌、動物なんかの外敵から、自分自身を守るために、
この液体成分をあふれださせるわけですね。

すると、このアリシンには、抗菌作用やら殺菌作用がありますから、
これによって、虫や細菌は逃げ出してしまう、という寸法です。

と言っても、別にニンニクの臭いが嫌で逃げるわけではないのですが、
とにかく、このアリシンがダメなのだそうです。

じゃあ、どうして、
アリシンが、ハナから成分としてニンニクに含有されていないのか?
という問題です。

ここに、「アリシンの秘密」「ニンニクの秘密」があると考えられます。

というのは、
このアリシン、実は非常に「高反応性物質」であるがゆえに
ニンニクがいる状況(土のなかだったり、冷蔵庫のなかだったり)
では、状態を維持できず、不安定になっちゃうのです。
だから、イザ!というときのために、
その秘密兵器を、発射せずにいるわけですね。

つまり、アリシンという奴は、取り扱い注意の成分なのです。
が、このアリシン、ビタミンB1と結合したときだけ、
異なる変化を引き起こします。

もうひとつの「アリ仲間」である
アリチアミンに変貌をとげると、例外的に外環境への
耐性がある物質になります。

そして、このアリチアミンまで変化すると、
はじめて、人間にとって、有効な成分になるわけです。
血液サラサラ作用、解毒作用、
疲労回復効果、抗癌(ガン)作用などに
効果を発揮するようになるのです。

とはいえ、このニンニク発アリシンのメインの効能は、抗菌と殺菌です。また、タンパク質消化促進の意味もあります。

豆知識として知っておくと自慢できることとしては、「ステーキの付け合せで出てくるニンニク。あれは、スパイスという意味以外にも、消化促進の意味がある」ということです。これ、アリシンの効能ですよ。

  • ニンニクは、植物ですが、植物にだって防御本能がある
  • ニンニクは、防御機能として成分アリシンを出す
  • ニンニクは、外注や細菌、動物なんかの外敵から、自分自身を守りたいのだ
  • ニンニクから出されるアリシンは、「高反応性物質」であるがゆえに、環境に対して不安定
  • アリシン(ニンニク)は、ビタミンB1と結合したときのみ、アリチアミンに変貌をとげる
  • アリチアミン(ニンニク)は、人間の身体に対して、効果効能がある
  • アリアチミン(ニンニク)が持つ効果効能には、血液サラサラ作用、解毒作用、疲労回復効果、抗癌(ガン)作用、抗菌作用、殺菌、たんぱく質促進、抗酸化作用、がある。

アリシン(ニンニク)の副作用、危険度数について

アリシンの抗菌・殺菌作用はたいへん強いため、
やっつけてしまうのは、悪玉菌だけでなく善玉菌もなのです。

これが問題で、もっとも悪い影響を受けてしまうのが腸内細菌です。

アリシンによる殺菌作用としては、腸内悪玉菌として有名な大腸菌だけでなく、
ビフィズス菌なんかの善玉菌だったり、ビタミンを生み出す菌までも
やっつけてしまう作用があげられます。

そんなことから、空腹のときに生ニンニクを食べることは、
絶対に避けるべきことだともいえます。

なんといっても胃腸障害が起きてしまいますからね。
胃腸に障害が起こると、
ビタミン類が不足して、皮膚を中心に
様々な不具合を身体に引き起こしてしまいます。

だから、
こうして、ニンニクという食材の中で、
主たる働きをするアリシンの動きをみると、
ニンニク本体を口にすること自体が、
いかに危ないことか、わかるのではないでしょうか?

  • アリシンによる殺菌作用には、腸内悪玉菌(大腸菌など)だけでなく、善玉菌(ビフィズス菌など)まで殺傷してしまう作用あり
  • 空腹のときに生ニンニクを食べると胃腸障害の可能性あり

スコルジニンという、もうひとつのニンニクパワーについて

スコルジニン(ニンニク)の役割は「新陳代謝活性化」と「心臓拍動強化」

ニンニクには、何をかくそう、もうひとつ、
スコルジニンという成分が入っています。

スコルジニンには、基本的には、
臭いというものはありません。

スコルジニンにあるのは、
エネルギーを燃やすことを促進する力です。

もっと平たく言えば、新陳代謝を助けてくれる
そんな働きがあるわけですね。

だから、疲労回復に効果効能があると、
されているわけです。

もうひとつスコルジニンにある作用は、
心臓に対しての作用です。

スコルジニンは、心臓の拍動を強くすると言われていて、
これによって、呼吸がしやすくなる、という効果効能ももっています。

ぼくなどは、よく風邪をひいたりしたときに
ニンニクと卵黄を食べるように言われたものです。

これは、どんなことが作用しているかといいますと、
アリシンが風邪で弱った体の抗菌、殺菌をして、
スコルジニンで呼吸が楽になるように促すというカラクリなのです。
殺菌されて、呼吸が楽になる。つまり、風邪が治癒に向かう。
そんな具合なわけです。

  • スコルジニンには、新陳代謝活性化の効能あり
  • スコルジニンには、心臓拍動強化の作用あり

スコルジニン x ビタミンB1

スコルジニンには、もうひとつ、掛け合わされることで
生み出される力もあります。

それは、ビタミンB1との掛け合わせによって起こります。
ビタミンB1を手助けする働きが、スコルジニンにはあるんですよね。

ビタミンB1の主な働きは、神経や筋肉のはたらきを促進して、
疲労を回復させ、健康な状態に、身体を戻すことです。

スコルジニンは、このビタミンB1の働きをサポートする役割を担っているわけですね。
また、スコルジニンには強い酸化還元作用だったり、
老廃物や毒素を分解することで体外に出す力、
はたまた、身体にあるホルモン系統の働きを促進して、
精力を増強する作用などをもっているのです。

つまり、これは、言い換えれば、
スコルジニンには、
アンチエイジング効果のほか、アレルギー効果があるということになります。

さらに、これに加えて、
スコルジニンには、末梢血管を拡げて、血流を良くする作用もあります。
というわけで、血圧が抑えられ、冷え性の改善にもつながり、
不眠症だったり、倦怠感の解消にも、効果を発揮するという、
まさに八面六臂の大活躍となる成分なわけです。

  • スコルジニン×ビタミンB1で老廃物や毒素を分解し外へと排出する
  • スコルジニン×ビタミンB1はホルモン系統の働きを促進し精力増強する

 

話がだいぶ成分の話にずれましたが、
いま一度、ニンニク本道の話に戻してみたいと思います。

ニンニクを支えるカラクリは、これら成分の目覚ましい効能をみれば、
多くの人が、自分の経験と照らし合わせて、納得できるのではないかと思います。

しかし、このニンニクの効能の話は、
何も、現代人のぼくたちだけの話ではないようです。

昔のひとたちも、このニンニクには、随分と助けられてきたんです。
しかも男女問わず、いろんな場面においてです。

そのことについて、書かれた文章を、また、小泉武夫さんの『絶倫食』(新潮社)から引用してみようと思います。

有名なのは「ピラミッドを生んだニンニク」の話でしょう。今から四五〇〇年以上 も前に、あの人上最も巨大な建造物を幾つも造り上げたエジプト人の底カの秘密はニンニクだった、という説です。アフリカ大陸の、あの酷暑の中で、最大のもので は高さ一四六メートル、基底一三エーカー(一エーカーは約四〇四七平方メートル) という数多くのピラミッドをよくもまあ造り上げたものだと驚嘆されているわけです。そのピラミッドの内部に残されていた古代文字の中に、労働者たちはニンニクや玉ネギを食べながら作業していたことが記されています。

エジプトのピラミッドを造った青年たち、
彼らを支えていたパワーが、実は、ニンニクであった、これはさもありなんなお話です。
しかし、紀元前の人間も、現代の人間も、ニンニクに励まされているというのは、
何とも、考えさせられる話ではあります。

ニンニクは筋肉疲労や炎症を癒してくれるだけではありません。先ほどから再三申 し上げておりますように、精力効果もはっきりと認められているのです。そのひとつ は「アルギニン」というアミノ酸の一種で、この物質は動物の精子に共通して多く含 まれています。特に前立腺や精囊に在って、その含有量と男性ホルモンであるテストステロンの含有量とは平衡することが知られています。有名な「ホルトの実験」によ って、アルギニンを欠くと男性の精液中の精子の数が減り、逆にアルギニンを与えると正常な数に戻ることがわかりました。精子タンパク質は、このアルギニンが骨格と なつてヒストンやプロタミンを構成しているのです。そこには、80パーセント以上 のアルギニン窒素が使われていますので、精子を作るのにいかにアルギニンが深く関 わつているのかがわかろうというものです。ニンニクには、このアルギニンがとても多く含まれていますが、他にトロロ芋(自 然薯、長芋、大和芋)や魚の白子、鮫のヒレや軟骨といった、精力が付くと言われて いる食材にも多く含まれています。

ニンニクの効能については、
既に、さんざん、アリシンとスコルジニンを通じて、書きなぐってきましたが、
こうして、アルギニンという別の成分についても触れないわけにはいきません。

そう、ニンニクは、実は、アリシンやスコルジニンだけではなくて、
精力剤の鉄板成分でもある、アルギニンが多分に含有されていて、
それが、大きな力を発揮するのですね。
ここは、ニンニクを精力増強に愛用しようとする者としては、しっかり抑えておきたいポイントです。

中国、 明の時代の有名な漠方医学書『本草綱目』には、「ニンニクを生で食べると気が高ぶる。焼いて食べるとその気になる」と記されています。つまりニンニクを生のまま食 ベると、気が古冋ぶって興奮し、それを焼いて食べるとたちまちハッスルして、いい所に走る、と書いてあるのです。

昔の中国人が、「その気になる」と表現しているのは、非常に興味深いところです。
ニンニクには、気分を高める作用がある、ということを、時を超えて証明している重要な証拠ですね。

ニンニクの催淫性(ムラムラとセックス願望欲が起こ る)は男性のみの効能なのだと思っておりましたところ、何と、ある薬用本には凄い ことが書いてありました。「女性がニンニクを食べると、性器粘膜が紅潮し、湿潤化 し、性欲昂進の作用がある」。いやはや驚きましたなあ。ニンニクは男ばかりでなく 女性にも効くのですねえ。つまり女性の媚薬(ほれ薬)でもあったのですなあ。

そして、最後、こちら、なんと、ニンニクは、男性器にだけではなくて、
女性器にも、ある特定の作用、促進作用を施すのではないか?
と、その作用について、触れています。

なんとも、ニンニクというのは、恐るべきエネルギーを備えた
食べ物だということがわかりますね。

これだけ優良な燃料なわけですから、
皆さんにも、ニンニクのエネルギーは、
摂取方法や摂取量を間違わずに、
存分に活用してもらいたいと思います。

 

 

 - ED克服|成分&原材料, ED(勃起不全/インポ)